
あの歌うたいたいんだけど高いところがあって歌えない・・・
このような悩みは誰しも持っているものです。
生まれ持って高音域を身につけているような天才もいますが、大体の人はそのような技を持っていません。
そしてそれは我々一般人だけでなく、歌手の皆さんについても同じことが言えます。
歌手の中にも元々はそんなに高音域を出すことができなかったが、練習で出せるようになって表現の幅が広がったという人もいます。
そのような人たちはどのようにして高音域をゲットしたのでしょうか。
それはミドルボイスというものです。
ミドルボイスというものを使うと自分の地声の幅がぐっと広がり、歌える歌が圧倒的に多くなるので練習してみましょう!
ミドルボイスはミックスボイスとも呼ばれますが、この記事ではミドルボイスに統一して呼びます。
ミドルボイスとは
まずはミドルボイスについての簡単な説明です。
『れみぼいす』様というボイストレーニングサイトからの引用になります。
ミドルボイスとは、裏声の出し方の1つです。
ミドルボイスのミドルとは、地声と裏声の中間という意味合いがあります。
地声と裏声を混ぜるという意味で、ミックスボイスとも呼ばれます。主にポップスやロックなどで使われ、地声のような強い声で、裏声の音域を発声することが可能です。
呼び方はミックスボイスの方が主流かもしれませんが、どちらも同じ意味合いです。
ということです。
つまり、地声と裏声の中間領域がミドルボイスなのですね。
なので厳密にいうとミドルボイスは地声でも裏声でもないのですが、両者の長所をいいとこ取りしたような声ということになりますね。
ミドルボイスの長所
最初から説明していますが、ミドルボイスは音域を広げてくれるという長所があります。
より厳密にいうと、裏声に頼らずに発声できる音域を広げられるという長所です。
しかし、ミドルボイスの長所はそこだけではありません。
僕が普段ミドルボイスから受けている恩恵は以下のとおりです。
- 高音域が出せる
- 歌声が安定する
- 声量が大きくなる
- 喉が痛められない
というようにミドルボイスには高音域が出せる以外にもいくつもメリットがあります。
これはミドルボイスを習得したら実感できる長所です。
それでは実際にミドルボイスの習得方法を紹介していきましょう!
ミドルボイスの練習方法
ネット上にミドルボイスの出し方についての情報は山のように転がっています。
YouTubeにも大量に動画が上がっています。
例えば以下の動画。
畑中ikkiさんがわかりやすく解説動画を上げてくださっています。
こちらの動画を見るとわかりやすいでしょう。
他人の動画を紹介して終わりというだけでは寂しいので、僕がどのようにしてミドルボイスを身につけたかをお話しします。
-あれは高校生の頃-
僕はカラオケに熱中していた。
当時の僕は嵐がめちゃくちゃ大好きでいつも歌っていた。
しかし、時々どうしても高くて出せない曲がある。
どうやって音域を広くすれば良いんだ?
ネットを調べているとミドルボイスなるものの存在を知った。
「そうか!これを習得すれば良いんだ!」
そう思って練習したものの全く身につかない。
地声と裏声を接続する感じ、と言われてもどうしても明らかに地声から裏声に変わる点がある。
どうすれば嵐を完璧に歌うことができるんだ。。。
そしてある日UVERworldの新曲のサビを耳にした。
「どうすればこの人達みたいに高音域を出せるんだ!」
僕は周りの迷惑にならないようにタオルで口を押さえながら無理やり叫んだ
「いくせ〜んの〜めぐりあいのな〜かで〜!!!」
あれ?出たぞ?これ裏声じゃないよな?ということはミドルボイス?やったーー!!!!
というように非常に高音で歌っているアーティストの歌を無理やり歌おうとしたら僕がミドルボイスを習得することができました。
僕がミドルボイスを出している時の感覚はB’zの稲葉さんの声の感覚に近いのでB’zの歌でミドルボイスを練習すると良いかもしれません。
この時、一番大事なのはお腹から声を出すこと。
あと、喉の奥に力を入れて細めて稲葉さんのような声を出すことを目標にしてみてください。
そうすると出るかもしれません。
ただし、喉を痛める可能性があるので決して無理をしないでください。全員が全員習得できるとは限りません。
以上がカラオケで高音域を歌いこなすためのミドルボイスの習得方法でした。
習得できたら男性ボーカルはおろか、女性ボーカルの音域までカバーできるようなものなので頑張ってください!
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